ワークトップの交換費用と素材別の特徴を比較
キッチンのワークトップとは、調理や下ごしらえを
する作業面（天板・カウンター）のことです。
材質は、人工大理石とステンレスが主流で、
ほかに天然石やタイルなどがあります。
見た目の印象はもちろん、メンテナンス性や耐久性の面でも
素材の特徴を理解した上で選ぶことが大切です。
ワークトップの交換費用と工期
ワークトップの交換費用は、
ステンレス ＜ タイル ＜ 人工大理石 ＜ 天然石
キッチンのサイズや素材によって異なりますが、
この順に高くなる傾向があります。
例：ステンレス天板を人工大理石に交換する
I型キッチンで最も人気な
「幅2550㎜×高さ850㎜×奥行き650㎜」の場合、
費用は20万円程度、工期は半日です。
※幅2550㎜は、2730㎜の壁の内側にちょうどおさまる寸法です。
ワークトップの素材別の特徴
人工大理石 |
ステンレス |
天然石 |
タイル |
|
|---|---|---|---|---|
価格 |
比較的高い |
安い |
高い |
比較的安い |
デザイン性 |
100種類以上 |
シンプル |
光沢がある |
形状による |
汚れやすさ |
|
|
|
|
高級感 |
|
|
|
|
メンテナンス性 |
ポリエステル系は汚れが落ちにくい |
掃除しやすい |
御影石は掃除しやすい |
お手入れが手間 施工に時間かかる |
耐水性 |
|
|
|
|
耐熱性 |
|
|
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|
耐久性 |
アクリル系は衝撃に強い |
作業面に凹凸があるエンボス加工が望ましい |
頑丈 |
衝撃に強い |
人工大理石 |
天然石よりも安価。インテリア性重視の方に人気の素材です。
色のバリエーションが100種類以上あり加工もしやすいので、オーダーキッチンとして採用される事も少なくありません。
ポリエステル系とアクリル系の２つが主流。
アクリル系は、直射日光による色調の変化がほとんどなく、衝撃に強いのも特徴です。
一方、ポリエステル系は、耐久性があるものの、汚れが落ちにくい面があります。 |
|---|---|
ステンレス |
耐水性や耐熱性が強いほか、ニオイが付きにくいのが特徴です。
汚れを洗剤で簡単に拭き取れるので掃除もしやすいです。
デザイン性は非常にシンプルですが、使いやすさの面で群を抜いています。 |
天然石 |
４種類の中で最も高級感のある素材です。
非常に高価なので、予算に余裕があれば検討しましょう。
汚れが浸み込みやすいので、吸水性が高い御影石がおすすめです。 |
タイル |
デザインや形状によって印象が大きく変わります。
目地についた油汚れや水垢、こびりつき汚れの掃除に手間がかかるのが難点です。 |
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