6畳の部屋を増築する費用はいくら？確認申請や固定資産税など網羅！
6畳の部屋を増築する費用は工事方法によってかわります。
離れや1階を増築するには土地に余裕があれば可能だけど、ない場合は2階への増築となるからね。
そこで今回は6畳の部屋を増築する費用を体系的にまとめています。
この記事を読めば、6畳の部屋の増築費用だけでなく、安く抑える方法がわかるようになりますのでぜひ参考にしてみてください。
6畳の部屋を増築する費用
6畳の部屋を増築するにあたり、新しく離れをつくる場合と、2階に増築する場合の2パターンの費用を解説します。
6畳の離れを増築する場合
6畳の離れを増築する場合、基礎工事をして建築します。
木造住宅なら坪単価70万円が相場ですので、6畳の離れを増築する場合は210万円を目安にみておきましょう。
鉄筋コンクリート住宅は坪単価100万円が相場ですので、6畳の離れを増築する場合は300万円ほどです。
ただ、断熱工事や防音工事をする場合は別途追加の施工費用がかかりますので注意しましょう。
6畳の増築の基礎工事費用はどれくらい？
1階に増築する場合は基礎工事が必要です。
基礎工事は増築時の費用に含まれていることが多いですが、敷地の都合で重機が使えず、手作業となる場合は人件費がかかり高額になりやすいです。
基礎工事は坪単価30万円が相場ですが、会社によって差額が生じますので、各社を比較するとよいですね。
6畳の部屋を2階に増築する場合
6畳の部屋を2階に増築する場合は、補強工事が必要です。
平屋建ての場合、建築時に1階建てとして強度が計算されているからです。
耐震基準を満たすために躯体を改築して強化する必要があります。
6畳の部屋を2階に増築する費用は、1階の改築や補強工事コミで400万円が相場です。
6畳の部屋を増築する建築確認申請費用
増築して床面積が増える場合は、役所への建築確認申請がが必要です。
万が一、申請をしなかった場合は増築部分の取り壊し命令を受ける危険性があるので注意しましょう。
確認申請は知識がないと提出できない書類が多いため、リフォーム会社に依頼するのが一般的です。
リフォーム会社に依頼する場合は15～20万円が相場となります。
床面積が増えると建物表題変更登記が必要で、不動産税がかわりますので、あらかじめ施工会社に減税の相談もしておくとよいですね。
ただ、建築確認申請は、防火地域や準防火地域以外のエリアで10㎡以下の場合は条件により不要になるケースもありますので、申請が必要かどうかを事前に確認しておきましょう。
6畳の部屋を増築すると固定資産税が上がる？
増築をすると、建物に新たな評価額を付けられます。
固定資産税は評価額に1.4％の税率をかけた金額です。
固定資産税の増額分は、平均して「工事費の4割×1.7％」で求められます。
6畳の部屋を増築する費用を安く抑える3つのポイント
現場に近い業者に依頼する
現場に近い業者にたのむのが、費用を抑えるポイントの1つです。
施工業者の交通費や建材の運搬費をおさえられるからです。
現場から遠い施工店は、工事とは関係ない部分で費用がかさみやすいので注意しましょう。
壁が少ない間取りにする
壁が少ない間取りにすると、少ない建材で済むので費用を削減できます。
6畳の部屋を増築する場合、3畳2部屋にして子供部屋をつくる方も多いです。
しかし、壁で仕切るとその分の壁材が余分にかかるので建材費が上がります。
離れを増築する場合、同じ面積でも長方形より正方形のほうが4辺の合計が小さくなるため安上がりです。
複数社から見積もりをとる
リフォーム費用を安く抑えるには相見積もりが必須です。
リフォームは基本的に金額が決まっていないため、業者によって数万円～数十万円単位で差額が生じることがザラだからです。
そこで最近は無料の「リフォーム一括見積もりサイト」を利用して複数社から見積もりをとる方が増えています。
見積もりや提案を比較できるのはもちろんのこと、たった一度の入力で複数の業者に要望を伝えられるため、1社ずつ同じことを何度も説明する時間・手間・労力をはぶけるからです。
小規模工事は差額が小さいため3社ほどから見積もりをとれば平気ですが、300万円以上の費用がかかる大規模工事なら最低5社から見積もりをとっておきたいですね。
6畳の部屋を増築する費用まとめ
この記事では「6畳の部屋を増築する費用はいくら？確認申請や固定資産税など網羅！」についてお伝えしました。
6畳の部屋を増築する費用は工事方法によってかわったり、建築確認申請が必要だったり、固定資産税が上がる点に注意が必要です。
1万円でも費用を安く抑えるには、かならず複数社から見積もりをとることを強くおすすめします。
複数社から見積もりをとっておいて施工しないのは気が引けるかもしれませんが、相見積もりをされて断られることに業者も慣れていますし、1社単独で見積もりをとって損をするのはあなたですので、ここは勇気をもって見積もりを取り寄せましょう。
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